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宇多田ヒカル『Fanto^me』の裏テーマは二人?

 

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「誰にも消せない痛みを  今宵は私に預けなさい」

 

待ってたヨォおぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!

 

うわぁあああああああああああああん!!!!

 

それくらい待ってたぜ!?宇多田ヒカルのNewアルバム!!

思えば・・・

 

その名も知らぬ小学生の頃には「光」にノックアウトされ

その名を知らぬ小学生高学年の時は日清カップヌードルのCM曲「This is Love」にどハマりし、

その名を知らぬ同時期にはauのリスモのcm(keep tryin')に感化されてケータイを親にせびった(のちに契約するのはSoftBankであるが)

 

そして花より団子(Flaver Of Life)でついにその名を知り、過去の曲とも再会することになる。

「お前だったのか、ごん・・・」だよ。

 

最高

 

そんないつの間にか側にいた彼女の曲に導かれて僕は今ここにいると言っても過言ではない。

 

しっかし、 5年かぁ。 まぁ間に「桜流し」があったとはいえ、やはり長かった。

 

絶賛「Fant^me」はヘビロテ中なのですが、 渋い仕上がりになっておりますな。

ベースが結構前に出されていたり、 生の楽器の割合も増えた。 

 

何より、声が明らかに変わった。 トーンも低くなったためか、 おねぇさん感がすごい。

やたらバイト先の先輩ねぇさん感がでてる。 2010年位にでたBestの中の新曲(当時)を聞くと、かすれるような発声でブレスを吹きかけるような歌声から、 地声でトーンを落とした落ち着いた歌声にシフトしたような印象を受けた。

 

 

今に至るまでに何があったのかは流れてくる情報から想像を膨らますことができるけど、 そこをほじくり出して文字にするのも野暮。

僕からは特に言いません。

 

そりゃ5年もあればいろいろあるよ。 ねー。 くらいで僕は抑えとこう。

 

 しかし「忘却」では明らかに今までとは違う言葉選びをしていておどろいた 。 

「ゲロ」という言葉がでてくるのはかなり異色。 (KOHHさんパートだけどね)

前後の曲の歌詞には「女の子」とかソフトな言葉選びが多いから尚ね。

 

 

んでやっぱり通して何度も聞いているうちに、 ”二人”、”裏と表”が強調されている印象を受けた。

 

今回は以前と比べ、かなりコラボの割合が多くなってることもそうなんだけど、 同性の君に触れたい同性愛の苦悩を歌う「ともだち」、ルーツ的”あなた”を意識している「道」、表面的な関わり合いに乾く男女「俺の彼女」

 

二面、二人、両面性、相反、男女の壁

 

そこからくる苦しみとか、飢餓感とか、喜びを歌う宇多田ヒカル

 

HEART STATION収録曲、「テイク5」とは全く真逆。

今にも溶けて逝ってそこからさらに別の次元へ気化していくような宇多田ヒカルはもういない。 

「人魚」はベクトルが近い気がするけど、 ゆったりずっしり、しっかりと沈んで逝く感じ。

 

僕は「テイク5」のあの”溶けてぶっ飛んで逝く”(?)感じがとても好きで、この先このような曲は聞けないのかと思うと寂しい気がするけど、そんな宇多田ヒカルの変化を嬉しいと思う自分もいる。

 

まぁ今回は特例かもしれないけどw

 

5年前に背負うものを一度下ろして、また何かを背負う強さを身につけたのか

 

「誰にも消せない痛みを今宵は私に預けなさい」

 

カッケェっす。